Late Spring
GB1565OBI
日本特別仕様盤
発売日:2021年4月7日(デジタル 2021年5月28日(グローバル・フィジカル・リリース
スタンダード180g33回転盤LP、帯付き
ライナーノーツ 付き
ライナーノート:Nick Luscombe
"Late Springの全体を消費すると、心地よいそよ風のように、太陽の光を浴びた草原に直接テレポートしてくれる。"2021年にこれまでにリリースされたどのレコードよりも魅惑的だ。"- ザ・ヴァイナル・ファクトリー
"このレコードは、「Late Spring」のような名前から予想されるものと全く同じです。定義できないものを把握しようとする人間の状態とその感情のスペクトルを、瞑想的、催眠的に見つめています。"- ファー・アウト・マガジン
通常は仕事が早い方だというが、今回の作品は自身のキャリアの中で最も時間のかかった作品の 一枚だったとか。2018年に始まった制作作業は、作品が完成した2020年まで続いた。彼は、ギターとシンセの再生と録音に新しいアンプとマイクのセットアップを使用して、自身の演奏へのア プローチを再検討した。メロディとトーンを単純化するために、彼はトラックごとに1種類の楽器 のみを使用し、1つはシンセのみ、もう1つはエレキ・ギターのみを使用したという。
2006年にリリースし、ピッチフォークでも8.1点の高評価を獲得した彼のファースト・フル・アル バム『Minima Moralia』に続いて、これまで70枚を超えるアルバムを発表している畠山は、強力な 仕事の規範を作り上げてきた。彼の目録は、〈Kranky〉や〈Room40〉といった数々の名高い レーベルから彼自身のレーベルである〈White Paddy Mountain〉に至るまで広がっている。彼の 作品の放出率は紛れもなく素晴らしいが、それ以上に特筆すべきは、それぞれのアルバムがどれも魅力的で、高品質を保ち続けているということだ。
【バイオグラフィー】
Chihei Hatakeyamaとして2006年に前衛音楽専門レーベルとして定評のあるアメリカの より、ファースト・アルバムをリリース。以後、オーストラリア、ルクセンブルク 、イギリス、、日本など、国内外 のレーベルから現在にいたるまで多数の作品を発表し、ライヴ・ツアーも行なっている。デジタル とアナログの機材を駆使したサウンドが構築する、美しいアンビエント・ドローン作品を特徴と しており、主に海外での人気が高く、Spotifyの2017年「海外で最も再生された国内アーティス ト」ではトップ10にランクインした。独自の楽曲制作の他、映画などにも楽曲を提供している。 ソロ以外では伊達伯欣とのエレクトロ・アコースティック・デュオOpitope、ヴォーカリスト佐立 努とのユニットLuis Nanookでとしてアルバムをリリースしている。加えて、世界的に支持される 日本の電子音楽家ASUNAやアンビエント・アーティストHakobune等ともコラボレーション・アル バムを発表している。2021年4月、イギリスからの第一弾リリースとなるア ルバム『Late Spring』を発表。
トラックリスト
1 Breaking Dawn
2 Rain Funeral
3 Butterfly's Dream
4 Sound of Air
5 Sound of Air II
6 Spica
B
1 Thunder Ringing in the Distance
2 Memory in the Screen
3 Butterfly's Dream II
4 Long Shadows
5 Twilight Sea
Credits
全曲作曲・演奏・ミックス:Chihei Hatakeyama
Chihei plays electric guitar / acoustic guitar / sound effects / modular synth / α Juno / prophet-5 rev2 / MS20-mini
2017年12月から2020年5月までの間に録音、編集、ミックス
Mastered by Gearbox Records
Artwork photo by Stijn Hüwels
Sleeve design by Alan Foulkes
Liner notes by Nick Luscombe
Copyright Gearbox Records Ltd 2021