グラハム・コステロ 「Second Lives」 CD
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セカンド・ライヴズ
GB1566CD
CD
発売日:2021年5月7日
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スコットランド発、インディーズとジャズの若き橋渡し的存在 グレアム・コステロの2ndアルバムが完成!
スコットランド出身のドラマー、コンポーザー、そしてヴィジュアル・アーティスト、グレアム・ コステロ。6歳の頃から独学でドラムを演奏し始め、その後進学したスコットランド王立音楽院では第一級優等学位を獲得し最優秀生徒として卒業する。以降、ノイズ・ロック・デュオやエ レクトロ・サイケ・クラウトロック・バンドの一員としてヨーロッパ中をツアーで周り、イン デペンデント音楽シーンの暖かさや広大さを身をもって体感する。そして2016年に“グレアム・ コステロズ・ストラータ”を結成し、当時成長過程にあったスコットランドの即興音楽に新たなサウンドの方向性を導入し、インデペンデント・シーンとジャズ・シーンの橋渡し的存在となる。 STRATA May 7th
レジデンシー公演などを経てリリースしたセルフ・タイトル・デビューEPはスコティッシュ・ ジャズ・アワードにおいて「最優秀アルバム」賞に、またバンド自身も「最優秀バンド」賞に ノミネートされた。さらに、2019年にリリースしたデビュー・アルバム『オベリスク』におい ても、スコティッシュ・アルバム・オブ・ザ・イヤー賞にノミネートされる。
そんな彼らが、5月に待望のセカンド・アルバム『セカンド・ライヴズ』をリリースする。当初はファーガス・マクレディー(ピアノ)、ジョー・ウィリアムソン(ギター)、そしてマーク・ヘンドリー(エレクトロ・ベース)から成るカルテット編成だったところに、リアム・ショートール(トロンボーン)とハリー・ウィア(サックス)が加わり6人組編成となった。前作『オベリスク』がリスナー各々の解釈に委ねられていたのに対して、今作は内向きでよりパーソナルな内容となっている。「僕の人間としての進化は、僕のミュージシャンとしての進化でもあるんだ」と話すグレアム。アルバムは主に”アイデンティティ”、”遺産”、”ストア主義”、そして”内なる挑戦を克服する”といったテーマにインスパイアされている。自らが直面する問題、そしてそれを乗り越えるためのプロセスといった論題は、アルバム全体を通して感じ取れる。
母方がビルマ系インド人の血を引くグレアムにとって、”伝統/遺産”は同じく重要なトピックとなっている。「つい先日母親が自分の祖母の写真を見つけて送ってくれたんだけど、彼女は僕とはまるで異なる民族性だった。僕の家族が着た事のない衣服を身につけていながらも、母親にも、そして僕にもその面影は残っているんだ。こういう経験している人って世界にたくさんいると思うんだけど、すごく魅力的に感じたんだよ」と彼は話す。歌や歌詞がないことから、音楽だけで自身が掲げたテーマを自身の解釈で表現している今作は、これまで以上にエクスペリメンタルなスタイルになっている。エネルギッシュなポリリズム、即興、そして境界のない音楽的探検。今作には、バンドの持つ繊細さと、一方で衰えることのない勢いや強烈さとのデリケートなバランスが表れている。テンションが高まった時と、それを開放する時、そしてその間の瞬間こそが、グレアムが最も感情的で刺激的な作品を創造するのだ。
トラックリスト
1 အစ (ʼa ca)
2 Eudaimonia
3 Legion
4 Iris
5 The Colossus
6 Circularity
7 Impetu
8 Snowblind
9 Arrowhead
10 Ataraxia
11 Second Lives
クレジット
グレアム・ コステロズ・ストラータ:
Harry Weir - テナーサックス
LiHarry Weir - tenor saxophone
Liam Shortall - trombone
Fergus McCreadie - piano
Joe Williamson - electric guitar
Mark Hendry - electric bass
Graham Costello - drums and percussion
Produced by Darrel Sheinman
Co-produced by Hugh Padgham
Engineered by Hugh Padgham at RAK studio, London Mixed by Hugh Padgham at British Grove studio, London Mastered and cut by Caspar Sutton-Jones Gearbox Records
Cover photograph by Bernadette Kellermann and Graham Costello Sleeve design by Alan Foulkes
Recorded and mixed directly to analogue tape.
Mastered using Decca valve equalisation and Telefunken U73b compression and limiting. Cut on a Haeco Scully lathe with Westrex RA1700 series amps, Westrex 3DIIA cutting head.
Graham Costello plays Bosphorus Cymbals