「自分で書いた詩をたくさん持っていき、その時の気分に合わせて1つを選び、みんなに見せて、次に作りたい曲のイメージをキーワードでいくつか伝え、ジャムセッションをしながらレコーディングしました。『LUST』はまさに夢のようなレコーディング体験で、信じられないほどスリリングで楽しいものでした。 関わってくれた皆さん――故ジョン・レンボーン、エンジニアの藤井明、そして今はもうない伝説のスタジオ、メゾン・ルージュ――もきっと喜んでくれるはずだ。」
29年間、彼女のクローゼットに眠っていたこのレコードの真価を解き放つことになり、私たちは胸を躍らせています。正式なリリース日は9月25日です。
1996年から1997年にかけてメゾン・ルージュで録音されたこのアルバムは、佐藤の実に多彩な音楽性を捉えているだけでなく、ダニー・カミングス(ダイアー・ストレイツ/ブライアン・アダムス)、ブリンズリー・フォード(ASWAD)、ダン・バウトウッド(イアネロ)、ジェームズ・デナム(アディクト)、チャールズ・プライス(シザー・メン)など、数多くの名だたるミュージシャンが参加している。
収録曲は、アブストラクト・ジャズ・ボーカル(「Love Trip」)、チベット民謡(「The Sorrow Of The Wind」)、 サイケデリック・ポップ(「Mad Memories」)、グローバル・リズム(「Angel Whispers Midnight」)、アヴァンギャルド・ロック(「A Dirge For Coral」)、うねるようなシタールの音色(「Never Ending Love Letter」)、ファンク・ロックの疾走感(「Hell’s Bloom」)など、多岐にわたる。
このアルバムは、明確なジャンル分けを拒む作品であり、佐藤の多作かつ探求心あふれる音楽活動と、その制作過程における自由奔放な姿勢の両方を物語っている。